みなさんこんにちは!
今日は

え?何それ、私が学校で習ったのと違う!
って思った「a」の発音についての体験談です。Miaの発音を修正しまくった後に知ったリアルなアメリカ英語です。(Mia:ネイティブ 私:日本人 ですが…(-_-;))
英語が母国語じゃない日本人にとって、英語の発音っていつまでも悩みの種だったりしますよね。まぁ、結局は日常会話なら通じれば良いと思いますが、なまりならともかく、発音が違ってると伝わらない…。
しかも発音が違うとき露骨に「ハ?」って顔しかめてくるの、アレやめてほしいですね~(-“-)
今はほとんどそんなこともなくなりましたが、アメリカに来た当初はあちこちでそんな体験をして、心ズタズタになっていた記憶があります。
ところで、私の英語力はというと、TOEIC900点。(10年以上前のスコア笑)今までの人生で仕事やお友達など、それなりに英語には触れてきていて、「得意」だと思っていたけど、渡米したら「発音まだまだ全然やん」っていうレベルでした( ;∀;)。
でも学校でも英語だけは大好きだったので、習ったことはちゃんと覚えてた、というか学校で教わったことが正解なんだ、と思ってたんですね。
そんな矢先に、Miaの読書を聞いていて「ん?」と思うことが…。
Miaは5歳終わりくらいから、英語の本は自分で読むようになりました。6歳になってからは結構長めの文章も読むようになり、私がビックリするほど。(いつの間に…)
ある日、Miaが図書館で大きな声で音読始めて1冊読み切ったときに、(うるさいって怒られないかな…)とちょっと心配していると、近くにいた女性がMiaが幼稚園児だと聞いて「そうなの?スラスラ読んでるから小学生だと思ったわ!すごいわね」と誉めてくれたことも。
これは、デイケア、プリスクール、そしてキンダーで先生たちがたくさん本の読み聞かせをしてくれているおかげです。
そんなMiaが、本を私に読み聞かせてくれている時、「ん?」「ん?」と何度もなる箇所があり…。
それは「a」の発音。
例えば
- The girl ate a hot dog.
- He wanted to take a picture.
- Everyone in the class had a lot of things to do before leaving school.
などの「a」をほぼ全て「エイ」って読むんです。

おーい、そこ「あ」だよ!「あ」って読むんだよ
って言うと一瞬不信そうにしながら直したものの、また「エイ」と読んでる…。
「アレ?aだけでエイって読むのはアルファベットとかだけじゃ…まさか、、違うのかな…?」
そもそも「a」は日本語の「あ」とは違いますよね。「あ」はとってもはっきりした音ですが、この「a」はあいまいな音です。
発音記号は「ə」で、「schwa sound (シュワサウンド)」と呼ばれている脱力系の音。
口をリラックスさせて力が抜けたように弱く発音する音なんですが、「アとエの中間」と言われたり「アとオの中間」と言われたり「イとエの中間」と言われたりしてます。
「どれやねん!」
って感じですね。日本語にない音で日本人の苦手な音。あいまいな音と言われるだけあってホントにあいまいです。
そしてこの「ə」の音は「Uh」とも表記されるので余計にわかりにくいです。
とりあえず「ə」の発音は置いておいて、この「a」はアルファベットの「ei」とも発音しますが、(エー、じゃなくてエイですね)これをMiaが多用してたのは先生の読み方が原因でした。

ねぇねぇ、なんで何回もエイって発音するの?

だって先生はそうやって読んでるよ。
「ウソやん!(関西人じゃないです…)」と思って、YouTubeで読み聞かせをいくつか聞いてみるとやっぱり「ə」(ア、に近い方)と読んでます。

ホラ、やっぱり「あ」でしょ
この後何度も直そうとしたんですが、今度はMiaの学校の先生たちの読み聞かせを聞く機会があり、それを聞いていたら、確かに「ei」って発音してる…。
これは結局、強調したいときには「エイ」と発音するためだったことがわかりました。
確かに1回や2回なら、強調してるんだろうなってわかるんですが、もういろんなとこでエイが出てきたので「???」となってました。
先生たちはやたらと強調してたってことですね。
それなので、「ə」でも「ei」でも場合によりけりOKだそうで。
ただ、このブログではaをeiと発音するのを完全に否定してます。そして他にも「先生が生徒にやたらと「uh」を「ei」と発音するのは正しくない」という意見もありました。
なので口語では「エイ」と発音するのはよくあるし、別にOKだけど、多用するのは本来はおかしい、ということなのかもしれないですね。
ネイティブの中でもいろんな意見があるし、英語にもいろんな英語があります。日本でも方言があったり、若い人たちの言葉がわからなかったり…(-“-)
これからもMiaから生きた英語をいろいろと学ばせてもらえそうです。
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