【新型コロナ中】アメリカのオンライン学習は通常の通学スケジュール通りこんな感じ。

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新型コロナがアメリカで広がり始めたのは3月の頭からでした。ちょうどMiaは春休み直前で、親たちの参観日があったときです。

この参観日は普通に行われて、翌週から春休みだったんですが、その春休み中から新型コロナ感染者がアメリカで急速に広がってしまいました。

3月始めの週はアメリカ全土で2桁の感染者が翌週は3桁、後半には4桁に…。

Miaの学校の場合は春休み明けからオンライン学習でしたが、始めの1週間以外はもう教科別の授業でした。

そして1年生になってから授業開始の8月。ここからは通学の場合の内容をほぼ再現する形で授業が始まってます。

学校再開からのオンライン学習の内容

学校が始まるのは7時45分からです。始めの9週間は全員オンラインラーニングでスタート。

初日までに生徒全員にクロームブックが貸し出しされ、教科書もドライブスルーで配布されました。

 

基本は

  • seesawアプリで毎日のスケジュール連絡
  • グーグルクラスルームで各クラスに入る(そこからZOOMのリンクへ)
  • 先生からの指示に従い、Seesawアプリにアップロードされたアサインメントを提出

 

一日の流れはこんな感じです。

7:45am グーグルクラスルームから担任のZoomMeetingリンクへ飛び、先生が出席確認して朝のミーティング開始

~8:30am 先生の指示で小グループまたは自習

8:30~9:00am 算数の授業

9:00~9:30am seesawで算数の宿題提出

9:30~10am Zoom Meeting 授業 (language art)

10:00~10:45am 課題をこなしSeesawで提出

10:45~11:45am ランチ

11:45~12:45 先生の指示で小グループまたは自習

12:45~1:45pm Zoom meeting 授業(理科・社会)

1:45~2:30pm 特別授業(アート/音楽/体育 日替わり)

2:30~2:45pm 1日のまとめ。

 

通学の場合はランチの後に子供たちの大好きなRecessの時間があって、友達同士で遊びますが、それは今はできません。Miaを始め子供たちはやっぱりこれができないのが一番寂しいみたい。

それ以外はたぶん学校でやってることとほぼ同じです。

 

 

始めこそあちこちでパスワードが必要になったり、ログインのトラブルがあったり、課題の提出方法とか親がフォローする必要があったものの、今はMiaが一人で全部やってるので大助かり。( *´艸`)

 

宿題を提出するアプリSeesaw

 

このアプリはコロナ前から多くの学校で使われてるアプリです。

『Seesaw Class』と『Seesaw Parent & Family』があります。

Seesaw Classは、アメリカの学校の2校に1校、Seesaw Parent & Familyは4校に1校で使われているそうです。

この画像のように、先生が自分のクラスの生徒全員が入ったクラスルームを用意し、ここに今日の予定や宿題をアップロードします。

Zoomミーティングで説明した後にこの宿題をオンラインで提出するっていう感じです。

先生はチェックした後コメントを残してくれます。

 

これは去年もMiaがキンダーの授業で使ってたんですが、親がのぞき見したいときにはSeesaw parent & Familyの方から自分の子供の宿題の内容が見れる(編集とかはできない)ようになってます。

 

先生からは生徒全員のページにアクセスできますが、生徒は自分のページしかアクセスできません。

生徒それぞれがIDとパスワードを与えられているので、オンラインマンツーマン授業に近いイメージかもしれません。また、クラス全体でシェアする場合もあり、まさしくオンライン授業が必要な今とても需要が高まっているアプリの一つかと思います。

世界100か国以上で使われているそうですが、日本でも使ってるところはあるのかな??大学生はオンライン授業だそうですね。

 

コロナ感染だけを考えたら、正直日本はアメリカより感染者がとっても少ないので(10月6日で日本308人、テキサス州だけで4412人)オンラインのがいいでしょ!とまではいかないと思いますが、このseesawアプリはそもそもコロナ関係なく学校で普段から使ってるアプリなので、こういうのを日本も普段から導入していたとしたら、オンライン学習になっても切り替えがスムーズじゃないかなと思ったりします。

 

あと、不登校の学生もオンラインで参加、とかできますしね!

このseesawアプリは、PCやタブレットはもちろんスマホからもアクセスできるので、そこから先生がシェアしてくれた授業の様子とか、個人の写真が見れたりします。

 

でも、学年が始まる時に『SNSなどネットのツール上で写真などシェアして良いか』のアンケートがあって、そこで親が『NO』にマークするとそのクラスはシェアすることができません。

 

プリKの時のMiaのクラスは全員OKだったので授業の様子が毎日のようにアップされていて、私も見るのが楽しみだったんですが、キンダーではNGのファミリーがいたことでシェアなし。(:_;) 仕方ないけどやっぱり残念でした。

 

もしクラスでシェアOKだった場合、全員に公開された画像や動画、個人のみに公開された画像それぞれにコメントが残せます。

 

 

アメリカの学校でどんな毎日を過ごしてるのかなー、他の子とうまくやってるかなーって気になるんですが、こうやって少しでものぞき見できるととっても安心します。

ミーティングで使うZOOM

ZOOM(ズーム)を使うようになったのって大人でも割と最近ですよね。

 

その前はスカイプとかでしたが、Zoomの方が便利だったりしてビジネスなら断然Zoom利用者が多いと思います。

スカイプとZoomの大きな違いは、スカイプはお互いのIDで登録しなきゃいけないですがZoomの場合はIDを交換しなくてもMeetingのIDを主催者が公開すればそのリンクから会議に参加できたり、画面共有や画面録画ができます。

授業するならやっぱりZoom。実際の使いやすさも私はZoomのが断然良いなと感じます。

 

 

そんなZoomを6歳から使うことになったMiaですが、今の子供たちの世代はもうパソコンもアプリもスマホもすぐに覚えちゃうので全く抵抗なく使いこなしてます。(;・∀・)

 

これもオンライン授業になったけど、他の生徒たちの顔が見れるし、先生とも会話できるし、手を挙げる機能もあるし、チャットもできるのでface to faceの授業との隙間を埋めてくれるとっても便利なツールだと思います。

 

ということで本当は始めの9週間が終われば全員face to faceの授業になる予定だったんですが、残念ながらアメリカのコロナ感染者が一向に落ち着かないどころか冬に向けて爆発しかけているので、再び第2期も選択制になりました。

やっぱり学校に送り出すのは心配なので、Miaも引き続きオンラインラーニングになっちゃいました。でも本人はそれなりに楽しんでるみたいです。

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